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フェラーリ F40 スピードメーター解析と修理 その1

スーパーカー、スポーツカー専門ECU修理 HEART Inc.

ざっくり言うと…

  • Veglia Borlettiの電気式メーターは何タイプかある
  • アルファロメオSZ(ES30)、フェラーリ308、328、BB、288GTO、F40はタイプが同じ
  • 見た目は同じメーターでも、いくつかの仕様の違いがある

クルマ大好きな人も、そうでない人も、誰でも一度は聞いたことのある自動車メーカー、「フェラーリ」。
最近はそのイメージが、
「お金持ちが所有する超高級スポーツカー。真っ赤な車高の低い凄いうるさい車」
なんて、ネガティブなイメージもありますが、純粋にスポーツドライビングを楽しむ、本当の意味での「Tifosi(ティフォシ:イタリア語でファン)」もたくさんいらっしゃいます。

有名なフェラーリの車種や歴史はウィキペディアのフェラーリの項目に譲るとして、ちょっとエンブレムに注目してみます。

フェラーリのエンブレムとポルシェのエンブレムはルーツが同じ?

Comparison ferrari and porsche logos
左から、フェラーリのエンブレム、フランチェスコ・バラッカの紋章、シュツットガルト市の紋章、ポルシェのエンブレム。

第1次大戦の除隊後、1920年よりアルファロメオのテストドライバーとなり、その後レーシングドライバーに昇格したエンツォ・フェラーリは、レースでの破竹の活躍を讃えらえ、第1次大戦時のイタリアの戦闘機のエースパイロットで、30歳の若さで戦死したフランチェスコ・バラッカが使用していた「Cavallino Rampante(キャバリーノ・ランパンテ:跳ね馬)」の紋章をバラッカの母よりプレゼントされます。
1929年、レーサーとして活躍しながらアルファロメオのディーラーとしてレース愛好家のサポートをしていたエンツォが、「スクーデリア・フェラーリ」として自らのチームを率いてアルファロメオでレースに参戦したのがフェラーリの始まりとされています。

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戦闘機のパイロットとして活躍していたバラッカが、空中戦で撃墜したドイツ機が付けていた紋章がシュツットガルト市の紋章だったため、エース・パイロットの称号を与えられた時に自らの紋章として使用した、とも言われていますが、明確な記録があるわけではありません。
第2次大戦後、仲の悪いイタリアとドイツが、フェラーリとポルシェの名を借りて自動車レースで代理戦争を繰り返した中で生まれた逸話かもしれませんね。
ましてバラッカはパイロットになる前、陸軍騎兵隊の将校であり、その騎兵隊の紋章が跳ね馬であったことから、自らの軍人としてのルーツとして騎兵隊の紋章を使用した説が濃厚です。

こんなことから、フェラーリとポルシェの跳ね馬のマークはルーツが同じ、などの説はありますが、たぶん違うでしょう。
馬はヨーロッパでは家紋に一般的に使用されていた図案なので、決して珍しいものではありません。ただし、実際の馬はいななき跳ね上がる際でも、しっぽが上がることはありません。
シュツットガルトの紋章と、イタリア陸軍騎兵隊の紋章の跳ね馬の図案が、どちらもしっぽが上がっている、という点でも、想像力を掻き立てられますねw

前置きが長くなってしまいました。次ページからは実際の修理の様子をお見せいたします。

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フェラーリ, マセラティ, ランボルギーニ, ロータス専門
ECU, コンピューター, メーター, 特殊電装品・電子回路製品 修理, リビルト
解析再構築, オリジナル電子回路設計・開発
HEART Inc.

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Published inF40フェラーリメーター技術故障解析修理

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