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ロータスエリーゼ(Lotus Elise)スピードメーター故障と解析 その2



スーパーカー、スポーツカー専門ECU修理 HEART Inc.

ロータスエリーゼ(Lotus Elise)スピードメーター故障と解析 その1
のつづき。

ざっくり言うと…

  • ロータス エリーゼ/エキシージのメーターの分解修理を開始しました
  • 分解すると、中からあり得ないものが出てきた
  • イギリスのSTACK本社に問い合わせると、「一切サポートしない」と言われた(^-^;

さてさて、車体から取り外されたメーターはいよいよ分解されることになります。
んがしかし、安易にバラしていくと、中から何が飛び出すのかわかったもんじゃありません。
鬼やお化けは出ませんが、虫の死骸が出てくるなんてザラだし、びっくり箱よろしくスプリングなんて飛び出してきたら、後が困りますw

という訳で、いきなりバラさずに下調べをします。これが結構時間がかかります。
かと言って純正のサービスマニュアルやパーツリストは電子製品にはやさしくありません。
なぜなら、中身の分解方法なんて書いてないからです。
当たり前ですね、分解して欲しくないんだからw

Elise_partslist2
エリーゼのパーツリストの図

パーツリストはマイル表示か、キロメートル表示かで部品番号が違うだけで、1個の部品w
中身がちょっとでも壊れたら、捨てて全とっかえしろという証拠です。
ディーラーに修理してくれって言ったって、取り替える以外のことはしませんよ、と宣言しているようなもんです^-^;

しかし今はインターネットという強い見方があります。
「やっちゃいけないよ」ということに限ってやっている猛者が情報を発信している場合もあります。感謝!
さすが産業革命インターネッツ!!

あ、あら?
でも情報はごく限られた数。まぁ仕方ありませんね。絶対数自体が稀少車ですからね。
メゲずに調べていざ分解!

IMAG0738_3_1600
裏蓋をパカッと開けるの図…

でででで出~た~ぁぁぁ!!
裏蓋を開けると、あるべきではない物が出てきました!
ビニールに包まれたシリカゲル!吸湿材!しかしビニールで包んで何の意味があるのか!?w
エリーゼはスポーツカーですから、内装材や防音材の類は最小限なので、室内の温湿度の変化は大きいです。
メーターの風防が曇るなんて話も聞きました。
だからと言ってシリカゲルは無いでしょ~よ!

IMAG0739_2_1600
メーター基板A面側

IMAG0742_2_1600
メーター基板B面側

メゲずによく観察してみます^-^;
さすがに90年代後半ともなると、全てIC化されていますね。
一見すると電解コンデンサが極端に少ないことがわかると思います。
これでは、
電子回路の修理 = コンデンサ、抵抗、LEDなど受動素子の交換
という回路基板修理屋さんではお手上げでしょう。
回路図はおろかブロック図やレイアウト図も無いんじゃ、どうしていいかわかりません。

そこで、メーカーであるイギリスの「STACK」社に問い合わせたところ、
「ロータス純正のメーターに関しては、2015年2月を以てすべてのサポートを終了し、一切の質問に回答しない」
というケンもホロロな回答(T.T)

よしわかった!
んじゃ基板からパターン追っかけて、リバースエンジニアリング(逆解析)して回路図起こしてやる!

と言うわけで、メーター基板との格闘が始まるのでしたw

その3に続きます。

フェラーリ, マセラティ, ランボルギーニ, ロータス専門
ECU, コンピューター, メーター, 特殊電装品・電子回路製品 修理, リビルト
解析再構築, オリジナル電子回路設計・開発
HEART Inc.


Published inエリーゼメーターロータス自動車部品解析修理

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