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お読みください(当社の特徴と修理手順について)


当社の特徴と修理手順をお知らせします。
少々長いですが、大切なことですので、最後までお読みください。

当社はスーパーカー、スポーツカー専門の電子回路修理を行っており、一般的なベンツ、BMW、アウディなどの電子回路を「修理マニュアル」に従い修理する業者様とは全く違います。
自動車用電子回路の修理の「最後の駆け込み寺」として、お問い合わせ頂ければ幸いです。

もちろん、車両を入庫できる空調の効いた完全室内のガレージはありますが、わずか6台しか入庫できません。
レストアで長期間お預かりしている車両もありますので、入庫可能な台数は事実上3台程度しかありません。

(タイトルをクリックして記事を展開)

整備士は整形外科医、当社は脳外科医?

希少なスポーツカー、スーパーカーのECUやメーターなど電子回路の修理はめったに同一車種の同一故障は無く、またリピートもありません。
メカニックを整形外科医とすると、当社の電子回路設計・修理は脳外科手術、または心臓外科手術の専門医と同じようなものである、とお考えいただくと、一般の修理業者様とはかなり違う事をご理解いただけると思います。

したがって、人間の病院同様、手順として、

  1. 受付

  2. 名前、生年月日、既往症、現在の症状等の記入

  3. 医師による問診

  4. 血液検査、尿検査、画像検査等の初期検査

  5. CT、MRI、細胞診断等、更なる精密検査

  6. 医師による診断

  7. 入院

  8. 手術

  9. 経過観察

  10. 退院

  11. 投薬・通院

という手順と同一となります。

実際の修理手順に書き換えると、

  1. 受付

  2. 車種名、年式、車体番号、現在の症状等の記入

  3. お客様とのコミュニケーションによる問診

  4. 資料が無い場合、資料の入手

  5. ユニット単体、または車両全体のお預かり

  6. デスクトップでの単体動作試験(必要に応じて)

  7. 目視による外観検査、顕微鏡による拡大検査、画像検査等の初期検査

  8. テスター、オシロスコープ、ファンクションジェネレータ等、半導体測定機による精密検査

  9. 故障状態の診断

  10. リバースエンジニアリングによる回路図作成(場合による)

  11. ICや電子部品の修理・交換

  12. 動作確認

  13. 作業報告と料金表の提示

  14. お見積書と請求書の発行

  15. 納品

お問い合わせ頂く時点では上記の、手順1.の受付となります。

車種、年式、症状を明確に。写真も見たい!

次に手順2として、まずは問診と同様、車両の年式と17桁の車体番号(別名:VIN番号)をお知らせください。
更に、症状が出た時の写真や動画を撮影して見せて頂くと大変にわかりやすいです。
電話やメールなど、文字や言葉ではなかなか伝えにくくても、写真を見せて頂くと一目瞭然!ってことはよくあります。
スマートフォンなどで撮影した動画などがあれば、さらにわかりやすくなります。

「動画を撮影したけど、ファイルの容量が大きくてどうやって送ったらいいか分からない」

などと言った場合もお知らせください。ファイル転送方法をお知らせします。

「良くなったり悪くなったり」は回路故障じゃない?

最もお伝えしたいことは、ECU、メーター、CCUなどのブラックボックスの電子回路内の故障の場合は、

「良くなったり悪くなったりを繰り返す」

と言う事は、理論的にも物理的学的にもあり得ない、と言う事です。

これはクルマに限らず、家電製品すべてに言えることです。

電子部品、半導体ICそのものは、一旦悪くなると二度と復活することはありません。
物理学上、復活することがあり得ないのです。
したがって、良くなったり悪くなったりを繰り返す場合は、ブラックボックス本体よりも、コネクタよりも車体側に原因がある場合が多く、ブラックボックス内部の場合は、はんだ接合部のクラックなど、物理的要因である場合がほとんどと言う事です。

    「故障して、もう2度と元には戻らない」
    「別の同じ型のユニットと交換してみたら正常動作した」

    のような場合は、ブラックボックス内部の電子回路に搭載される電子部品、ICの故障を疑い、初期検査を行います。

95%はバラして検査しただけでは分からない?

初期検査とは、分解してプリント回路基板を引き出し、目で見て外観を検査することです。
初期検査により故障が見つかった場合は、精密検査に入ります。

しかし残念ながら、電子回路の場合は、見ただけでわかる故障は、全故障のわずか5%ほどしかありません。
95%は、見た目は全く問題が無い。半導体やセンサー、電子部品には全く問題が見えないのです。
そういった場合は、個別半導体の動作状態を確認していくため、「リバースエンジニアリング」に入ります。

回路解析が、人間で言えば、精密検査に当たります。

検査費用は初期検査費用の2万5千円からとなります。
症状と検査内容により、精密検査に当たる、その後の検査費用は増加いたします。
検査は全て、電子回路設計用測定機器を使用しております。

各測定器について

当社は自動車用のOBDスキャナ、TEXA TXCなどに加えて、電子回路開発用測定器を取り揃えています。

電気の波形を見る測定器「オシロスコープ」です。アメリカの「キーサイトテクノロジー」製 DSO-X3034A
キーレスエントリーの電波まで観察が出来ます。

電子開発用の高精度なテスタです。アメリカの「FLUKE」製 FLUKE 189
交流波形の実効値が測定出来るほか、抵抗値が0.01Ωまで測定可能です。

簡易型任意波形発生器です。中国JYE Tech製 FG085
速度信号、エンジン回転数信号、各センサー信号など好みの信号が出力できます。

安定化電源発生装置です。ケンウッド製 PW18-1T
18Vまでの好みのDC電圧を0.1V単位で制御して出力することが出来ます。出力電流も0.1A単位で制御可能で、過電流で装置や回路を破壊することがありません。
各種5台の電源発生装置を使用しています。

以上のように、通常の自動車修理とはかけ離れた業務を行っていますが、出来るだけ皆様のお役に立てるよう、努力をいたします。


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